
岩田桃楠 Momokusu Iwata
1993年大阪府箕面市出身。東京藝術大学音楽学部邦楽科長唄三味線専攻卒業。ミュージシャンである両親の影響からジャズ、ロック、ワールドミュージックなど様々な音楽に触れ、9歳で出会った津軽三味線の即興性に感電。おもちゃのように三味線と少年時代を過ごす。高校3年生の夏、津軽三味線専攻の存在しない東京藝大を受験するため、長唄三味線の稽古を開始。僅か半年の準備期間で合格を手にし、拠点を関西から東京に移す。上京後は古典音楽を学びながらロックバンドへの参加などの演奏活動を続けるが、創作を軽視しがちな伝統の世界に息詰まりを感じ藝大を休学。その間、EDM×三味線をテーマにしたイベント主催、アートとのコラボなど、様々なシチュエーションでの同時代性的な楽器としての三味線の在り方を模索。ネットでの発信にも力を入れ三味線Duo「桃響fatari」の活動では100万再生を超える演奏動画を生み出す。復学後は古典と向き合う一年を過ごし卒業。その後、南中ソーラン節の伊藤多喜雄氏のバンド「TAKiOBAND」加入や、和太鼓集団「梵天」等、数々のサポートを行いながら、自身のワンマンライブを重ねる。2019年ソロアルバム「ShamisenTokyo」をリリース。その後迎えるコロナ禍では一般社団法人三味線表現協会を立ち上げ、活動規模を拡大し、気鋭の三味線奏者を集めたイベント「Shamisen Collection」を表参道ヒルズにて開催し好評を得る。作曲にも力を入れており、三味線奏者の作曲として初の「三味線協奏曲」を書き下ろし、ロイヤルチェンバーオーケストラと熊本県立劇場にて世界初演。クロスオーバーな発想と自由な演奏スタイルを武器に、現代の音楽を模索する異端な三味線弾き。
一般社団法人三味線表現協会代表理事。早稲田大学津軽三味線愛好会三津巴講師。学習院大学和楽器サークル玉緒講師。
主な演奏歴
・中東で行われたオマーン×日本国交40周年式典にて演奏
・ももいろクローバーZ「桃神祭2015 エコパスタジアム大会」出演
・京都二条城にてavex主催イベント「和楽器サミット2017」出演(桃響futari)
・神田明神ホール吉田兄弟主催イベント「SHAMIFES 2018」出演(桃響futari)
・元旦表参道ヒルズスペシャルパフォーマンス出演
・インドネシア、ジャカルタにて行われた日本フェス「縁日祭」に出演(梵天)
・アメリカPresbyterian college 及び Coker college内のホールにて公演
・イタリアFestival dell' Oreiente出演
・ハンガリー日本大使館主催コンサート出演(梵天)
・アメリカミネソタ州Hamline Universityにてソロコンサート実施
・熊本県立劇場にて自身が作曲した「三味線協奏曲」を世界初演
・サントリーホールブルーローズにてSuperSession 津軽三味線 岩田桃楠 VS ヴァイオリン 奥村愛
・コットンクラブにて自主公演「Shamisen Collection 2022」開催
・ベトナムホーチミンにて「Japan Vietnam Festival」出演(TAKiO BAND)
・ヤクルトスワローズ開幕戦にて演奏(梵天)
・林部智史嚴島神社奉納演奏会「古からの美しき調べ」 出演
・アニメ「NARUTO-ナルト-」20周年記念「NARUTO THE LIVE」in幕張メッセ出演(刃-yaiba-)
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